「老後はお金がかかる」
「人生100年時代」の現代、
「老後資金は早めに貯め始めた方がよい」などとよく言われていますよね。
老後について不安がある方も多いかと思いますが、そもそも「老後」っていつでしょうか?
正確な人生設計を考えるためにも、老後の時期について考えてみましょう。
老後はいつから?
何を「老後」と考えるかは、人によってさまざまです。
「年金を受給」し始めたら?
「定年退職」したら?
「一定の年齢」に達したら?
60歳で定年を迎えても、再雇用で働き続ける人もいますが、早期退職でセカンドライフを楽しむ人もいます。
65歳で年金の受給を開始する人も、70歳まで繰り下げ受給を選択する人もいます。
このように、老後とはいってもひとりひとりのライフプランによって開始時期は変動しますし、変えることができます。
老後資金の用意は早めに!
生きている限り誰にでも訪れるので、老後資金を準備すべきなのは当然。
しかも「人生100年時代」と言われ、老後の期間が長期化しています。
あなたの退職時期が昔と同じなら、老後に必要な資金は、徐々に大きくなっています。
貯め始めるのは早ければ早いほど、よいのも当然です。
準備期間が長いほど、貯める「期間が長い」のはもちろん、「複利の効果」で、月々の負担が少なく目標を達成することができます。
→人生100年時代
→複利と単利
国の年金では足りないの?
老後の資金の代表は「年金」。
「国の年金が大好きなアドバイザー」と呼ばれている僕ですが「国の年金だけで老後の生活をまかなうのは、厳しい」と考えています。
特に、自営業やフリーランスの人は、国民年金しか受け取れないため、老後資金不足になる可能性は高いです。貯金・保険・運用、いわゆる自助努力で老後資金を用意する必要があります。
とはいえ、いったいいくら必要なのか、わからなければ、正しい貯め方はできませんよね。
定期的にライフプランを考えたり、家計管理することで、将来の生活に必要なお金と、現在必要なお金を考えることが必須です。
イメージして計算することで、いくら用意すべきかが具体的に把握できます。
「自分がもらえる国の年金額」を知っておくのも重要ですよ。
老後資金の貯め方
老後資金の貯め方は、いろんな方法があります。まだまだ先と思いがちですが、まだまだ先なことを活かして、長期的な期間をうまく活用しましょう。
- NISA、つみたてNISA等の資産運用
- 個人年金など保険での準備
- iDeCo・企業型DC
などでは、長期的な資産形成ができますし 国の制度も利用するとお得です。
- 国民年金の付加保険料
- 年金の繰り下げ受給
- iDeCo・NISAの非課税枠
などを利用して老後資金を増やします。
とはいえ、それぞれ、良いことばかりではありません、デメリットもあるので、自分の状況に合った方法を見つけて、少しでも早く、老後資金の用意を始めましょう。
→付加保険料
老後とはいつから、どんなイメージかお話ししました。
老後に近づき、「お金が足りない」「今から間に合うの?」なんて事にならないよう、今から準備すれば、老後を安泰で迎えることは可能です。