老後の収入といえば、代表的なのは公的年金。
「人生100年時代」といわれ、長生きの可能性が高まっています。
100歳がめずらしくなくなったのは、あなたも感じているでしょうか。
人生が長くなる、労働収入を得るのが難しい期間が長くなってます。
これまで以上に老後への備えを考える必要が高まりました。
そこで必ず知っておいてほしい言葉があります。
「終身年金」の役割をまとめます。
終身年金とは?
間違える方が多いので、確認です。
よく皆さんが加入している「終身保険」とは全く違うものですので、理解しておいてくださいね。
「終身年金」一般的な意味としては、「生きている限り一生涯、受けとり続けるお金」です。
これ、国の年金もそうですね。
国の年金は受け取り方を選べずイメージがわきにくいので、ここではわかりやすいように、民間の保険を例に説明します。
民間の個人年金保険は、大きく分けて3種類に分かれています。
その中で、一生涯もらえるしくみである終身年金は「一生涯」、つまり一番長く年金を受給できるという事です。
→終身保険
公的年金と個人年金保険の違い
念のためですが、公的年金は20歳以上60歳未満の人が必ず加入しなければならない年金です。
一方、個人年金保険は民間の保険商品のひとつ。
もちろん個人の選択なので、入っても入らなくても構いません。
老後資金はいくら必要なのか、どう準備するか考える際の、選択肢のひとつです。
個人年金保険は3種類!
個人年金保険には3種類あります。
- 決まった期間、被保険者が死亡しても受け取れる「確定年金」タイプ
- 決まった期間、被保険者が生きていれば、受け取れる「有期年金」タイプ
- 被保険者が生きていれば、一生涯年金を受け取れる「終身年金」タイプ
確定年金と有期年金については、別の機会に書きますが、今回は「終身保険」に絞って、メリットデメリットを紹介します。
→確定年金
→有期年金
終身年金で長生きに備える
よく「終身年金は長生きすればするほど、受け取れる額が多くなっていく」という話があります。
これ、事実ではあります。
しかし、「長生きで総額が増える」のが終身年金のメリットという考え方は、正しい考え方とはいえません。
正しい受け止め方は、「自分の人生がいつまでか、なんてことは誰にもわからない、そんな不安を解消するため」という考え方です。
この「長さはわからないが、一生涯受け取れる」という特徴が、終身年金の最大の特徴なのです。
少し難しいかもしれませんが、年金周りの知識で、非常に重要な点です。
別記事で明確に書くのでチェックしておきましょう。
→年金には2種類?終身年金と確定年金
終身年金で気をつけること
終身年金は、一生涯受け取れるという性質上、受け取れる期間や総額は明確に決まっていません。
そのため保険会社は、集めるお金(保険料)を寿命前後まで想定しているため、比較的長く支払う必要があります。総額も大きくなるため、保険料は期間限定の商品と比べると高額になりやすいです。
でも、もし早くに亡くなってしまったら…もらえる額が少なくなるわけですから、損した気分になりますよね?
亡くなるタイミングが早かった場合、支払った額と比べて、もらえる額が少なく「元本割れ」する可能性があるのも、終身年金のデメリットでしょう。
損したらイヤだな…、と思う方には、保証期間付きの終身年金もあります。
これなら安心ですよね。しかしもちろん、保証期間がつく分、支払う保険料は多くなります。
終身年金は、何が目的で加入するのかを明確にすると、保証期間の要不要がはっきりします。
無駄な保険料の支払いで、今の生活が苦しくなったら本末転倒です。保険料を支払い続けることができるか、よく考えて契約を検討してください。
民間の終身年金について紹介しました
自分が何歳まで生きるかは、誰にもわかりません。
わからないなら、終身年金を理解して、うまく利用すれば、老後の不安はなくせるんです。
ただ、「準備が遅れる」と、もう真庭無いこともあります。
いくら選択肢が多くても、来年定年を考えている64歳の方にできるアドバイスは少ないのはわかると思いますが、そこまででなくとも、31歳より30歳の方が価値を作りやすいんです。
とにかく、時間は大きな味方になります。
老後をどう準備するのか、早めに検討して、サクッと不安を解消してくださいね。