人生に必要なお金を備える、ライフプラン

老後問題
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家計チェックにライフプランが必要と言われますが、そもそも何なのか、どんな事なのか…知っていますか?
実は、ポイントをおさえれば、自分自身でも作れます。

ライフプランとは?

ライフプランとは、直訳すると人生の計画。いわば設計図みたいなものです。
例えばIKEAやニトリで買ってきた、組立式の家具を想像してみてください。設計図が無くても、その場の対応でうまくいくこともありえますが、設計図があれば、その通りやれば無難に完成させることができますよね。 ライフプランも、それと同じなんです。

特に気を付けたいのが、大きなところです。
最悪、ネジが一本間違っていても、家具は完成させることもできたりしますが、まさか机の天板のサイズの違うものが送られてきたら、完成品は全くおかしなことになってしまいます。
人生設計も、それと同じで、結婚・マイホーム購入・子どもの進学など、さまざまな大きなイベントがありますが、そんな一大イベントに注意するのがコツです。
大きなイベントのタイミングを想定し、必要になるお金の計画を立てるのがライフプランと言ってもよいでしょう。
人生全体にかかるお金を「いつ頃いくら貯めればよいか」の予定がわかり、その結果「今の生活は正しい方向に進んでいるのか」がわかるんです。あとは予定通りに進めるだけなので、お金の問題が起きにくく、逆に無理もしなくてもよくなるのです。

ライフプランの必要性

設計図があることで、いつどのタイミングで、お金が必要になるのか、そしてそれは、いくらなのかを事前に把握できます。
なんとなく貯蓄をしていると、いざその時が来たときに
「お金が足りない!」
「全て使い切ってしまって、次のイベントで使うお金がない」
「お金が足りるか不安…」
なんてことがおきてしまいます。

いくら必要になるのか予測ができていないと、今の貯金で十分なのか、貯蓄額を増やさなければいけないのかすら、わかりません。漠然とした不安の中で生活することになってしまいます。
一方、ライフプランの設計は、まずは設計図をつくるために、今後の人生に必要な金額を調べる必要性があり、お金について考えるきっかけにもなって、今の家計の見直しにも繋がります。 必要な時期・金額から逆算することで、いつからどれくらい貯蓄すれば良いのかがわかり、未来の人生に見通しを持って、正しい行動を選ぶことができます。

ライフプランを作るポイント

ライフプランは、時系列にまとめ、お金がかかるライフイベントのタイミングを表にしてまとめます。自分だけではなく、家族もまとめて作ることで、家計全体に必要なお金が把握できますよ。
いつライフイベントが起こるか把握できたら、それに必要なお金の目安もいれましょう。時代によって変わっていく収入・支出も考慮して作ると、よりリアルになっていきます。 設計には、
「家族で旅行に行きたい」
「車を買い換えたい」
「子どもの進学は公立」
などの要素も忘れずにいれておきましょう。 さぁ、ここまでくれば、表を見るだけで、いつのタイミングで誰がいくら必要になるのか把握できます。

子どもの教育費

ライフプランにかかわるイベントってなに?

ライフプランに大きく影響する、人生のイベントは何でしょう?
一般的には、

  • 就職
  • 結婚
  • 出産
  • マイホーム購入
  • 子どもの進学
  • 退職

などです。

特に人生の3大支出である

  • 教育資金
  • 住宅資金
  • 老後資金

が、人生でかかるお金の大きな割合を占めているので、必ず検討が必要です。

人生の3大支出

ライフプランニングの必要性について紹介しました

人生でかかる大きなお金については、いついくら必要かを予測し、早めに備えましょう。
…とはいうものの、人生は予定通りにはいきませんし、変化していきます。ライフプランは、一度作ったら終わりではなく、1~3年位でプランをチェックして、微調整していくことが実は最も大切です。
大変そうだな、と思ったら、ご相談ください。簡易的にやる方法だって、ありますよ。

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